サッカー少年諸君に告ぐ。

紺色に沈む山嶺のようでなければならぬ。

それってほんまにパス?

 今日は基本的な技術の話をしよう。しかも基本的な技術の一つである「パス」

どこを狙ってパスをしているか?

 

これによってパス練習の質は大きく向上する。

多くの選手を見ているとパス&コントロールのとき、「ただなんとなく」パスしている。

 

どこを狙うでもなく「なんとなく相手の足元」にキックする。

それは試合中、パスのレベルまで上がらない。

 

では何が大事か。これはこの記事を読んでから、全てのパスに当てはめて、全てのパス練習に使ってほしい。そうすれば君のパスのレベルは間違いなく上がる。

 

それは何か。

 

「相手のどこか一点を狙ってパスをする。」である。

 

ん?と思った人もいるだろう。

簡単なことすぎて、おそらく言われていることだと思う。

 

具体的な例をあげてみよう。

「相手の右足を狙う。」

もっとレベルをあげれば「相手の右足のアウトでターンしやすいボールを狙う。」

といった感じだ。

 

まあ、これぐらいであればやっている人もいるだろう。

ではここからさらにもう一つレベルをあげるとこうなる。

「敵が右から来ているので左足のアウトサイドを狙ってパスをしよう。」

こうすると少しリアリティが出る。試合でも使えそうだ。

 

さらに敵のスピードはどうか?距離は?それによってパスのスピードも変わってくる。

 

こういった想像力を駆使しながらであれば、ただ二人組で対面してパスをするだけでも全然違ったものになるだろう。

 

ぜひ試してみて欲しい。